第24講、テキスト4冊目へ

 前回受けた定例試験が返却された。ミスをしたとは
思わなかったから、結果は予想出来たが、私の場合は
所得税法に関しては初学者ではないから、定例試験の
捉え方は他の受講生たちとは自ずと異なる。私が掲げて
いるテーマは2つあって、ひとつは設定された時間の
7割の時間で解いてしまうこと。今回の定例試験の制限
時間は100分だったから、70分以内に解くという
ことだ。これからの試験はだんだんボリュームが増えて、
時間内に終わらない試験も当然のことながら出てくる
だろう。そうした時に精神的に焦らないように備えて
おきたいからだ。もうひとつは、ペンが止まる時間を極力
少なくすること。特に理論については、書き始めたら
止まらないようにするためにも、理論暗記の完成度をより
上げることが求められる。本試験では一般クラスも経験者
クラスも関係なく受験する訳だから、通常よりも高い
ハードルを設けて、取り組むことが絶対に必要だ。


 一方、今日からテキストは4冊目に突入し、中心は
不動産所得から事業所得に移った。この教材が終わると、
内容的にはほぼ折り返し点といった感じになる訳だが、
難解な譲渡所得に関しては、年明けからということだから、
まだまだこれからといったところだろうか。今回は
理論解説はなく、事業所得の論点である自家消費や低額
譲渡について、さらには年末棚卸資産の評価についてと
いうことで、さして難しい内容ではなかったが、事業
所得の問題が出題されれば、必ず出題される項目なので、
油断無くチェックしておく必要がある。