雪の中のコンサート

 朝起きてみると、あたり一面の銀世界。長くニューイヤー
コンサートに参加しているが、コンサート当日が雪だった
のは初めての体験だった。しかし、この悪天候にも
拘らず、欠席者は殆ど無く、参加者のコンサートへの
思い入れの強さを感じさせた。


 通常なら参加者は10時45分に集合というところだが、
私は演奏の他に、役員としての務めも果たさなければ
ならなかったので、10時には会場に着くように出かけて
いった。一向に止みそうも無い雪の中を出かけたのだが、
幸い今回はアルトギターのみ持参すればよかったので、
傘を差す余裕があって助かった。1時から7時過ぎまでの
長丁場で、参加者は過去最高の86団体。終了後の懇親会
や審査講評などを聴いて最後までいると、終わるのは
9時過ぎということだったので、毎年のことではあるが、
このコンサートはかなり疲れる。今回は、私の場合は、
後半まで出番がなかったので、緊張感を維持するのが大変
だった。


 演奏に関しては、ギターの方はまずまずだったが、ピアノ
は練習不足を露呈した形になって、途中で止まってしまう
ことになってしまった。ただ、何とか無事に最後まで弾き
切ることは出来た。元来あがり症で、なかなかステージ
では上手く弾くことが出来ないのが悩みだが、こればかり
は練習量と経験を積むことで、改善していくしかない。


 また、藤沢火曜アンサンブルは今日が「踊る子猫」の最後
の演奏機会となり、今度の火曜日からは新曲「サンドペーパー
バレイ」の練習に入ることのなることもあり、演奏にも気合
が入った。今回の演奏の中では、一番気持ちよく音を出す
ことは出来たように思った。