基礎練習の大切さ(2)
クラシックギターで言う基礎練習
とは、
- アルペジオ(分散和音練習)
- スラー
- スケール(音階練習)
の3つになる。それぞれ、色々な
練習方法があり、その細かい練習の全部を一度にやる
ことは不可能だが、この3つの練習、毎回曲を弾く前に
練習する時には、練習する順番があるそうだ。
その順番とはアルペジオ→スラー→スケールということ
になる。
理由は、アルペジオは右手のフォームの矯正練習で、
スラーは左手のフォームの矯正練習、スケールは
その矯正練習を踏まえての両手の練習ということに
なるからだ。
一般的には、右利きの人はフレットを抑えるの
にある程度力が必要な左手の力が弱く、逆に力が
入ってはいけない右手の力が強い。ギターを始めた
人の多くが一番最初にぶつかる壁と言っていいだろう。
本当に、自分の指はこんなに不器用だったのかと
嘆く人が多いと聞く。
幸い、私の場合は左利きだったこともあって、その
苦労だけは味わうことなく済んだ。ギターを弾く場合、
左利きの人の方が有利、という話もその時に聞いた話だ。