涙そうそう
帰宅後、たまたまテレビでやっていた放送を目にする。
広島の原爆が落ちた8月6日午前8時15分までの、
広島に住むある3姉妹(松たか子、加藤あい、長澤まさみ)に
スポットを当てて、戦争の悲惨さと二度と戦争を起こしては
ならないことを訴えかける作品になっている。
たった一発の原爆のために、一瞬にして幸せも、
宿った命も、友情やささやかな夢も灰燼に帰したという
生き残った弟の叫びは胸に痛かった。
アメリカでは、未だに日本への原爆の投下は戦争の早期終結
のためには必要なものだったと信じて疑わない人が数多くいる
という。もし、逆にアメリカに原爆が落ちても彼らはそんな戯言
を吐くのだろうか。
9月11日の同時多発テロにあれだけの過剰反応をする国
である。1人を殺せば殺人者で、10万人を殺せば英雄などと
いうことが論理としてまかり通っていいはずがないとつくづく
思った。
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