「踊る子猫」、暗譜へ

 ここのところ、日曜日などにも練習が入り、
練習の回数が増えたお陰で、「踊る子猫」に
ついては、どうやら暗譜が出来たようだ。
 もっとも、まだ弾けていない箇所もあるのだが、
それは時間を掛ければ何とかなる。今は、S先生
の指揮を見るということの方が遥かに大事だ。


 「踊る子猫」のように、曲想やテンポが色々と
変わる曲の場合、下を向いて譜面を追ったり、左手
の運指を気にしていては、アンサンブルとしての
まとまりのある演奏には決してならない。しかし、
指揮も見るためには、どうしても暗譜が絶対条件
となる。一日でも早く暗譜してしまうことが、
アンサンブルの演奏で一番大切なことなのだ。


 そして、その次に大事なのが顔の表情。暗い
顔で演奏していたり、曲が難しいからと言って、
しかめっ面で弾いていては、曲のイメージから
して台無し。
 「演奏」という言葉は、「演じて奏でる」という
ことなのだ。「奏でる」だけで、「演じる」ことが
欠けたのでは、それこそただ弾いているだけという
ことになり兼ねない。日頃、S先生が口を酸っぱくして
話していることでもある。


 今日から、新たにKさんがアルトのメンバーと
して加わり、また長く休団していたAさんも復帰
するとのことで、少しずつではあるが、またメンバー
が揃いつつある。今休んでいるメンバーも少し
でも時間があれば、僅かな時間でもいいから練習
に参加して欲しいものである。