この猛暑の中・・

 仕事であるから仕方が無いとはいえ、この猛暑
の中、私の担当の法人の確定申告書を世田谷税務署
まで提出しに行った。事務所を廻ってから行くと、
かなり遠回りとなるので、自宅から直接、税務署に
出かけて行ったが、この世田谷税務署に行くのが意外
に面倒だった。
 湘南新宿ラインで渋谷に行き、田園都市線で三軒
茶屋へ、そして東急世田谷線に乗り換えて、松陰神社前
で降り、歩くこと約5分ほど。午前中まだ10時前だ
というのに、下から湧き上がってくるような猛烈な
暑さに、流石にぐったりとしてしまった。
 観測史上最高の気温を記録したこの日に、よりに
よって外周りの仕事となるとは・・。普段はあまり
口にしないお茶の入ったペットボトルが、今日だけ
で4本も空になった。

多治見と熊谷で40・9度…74年ぶり国内最高気温



史上最高気温を記録した埼玉県熊谷市、百貨店が設置した温度計は午後2時に“43度”を記録。掲示板の目盛りを振り切った。 勢力の強い太平洋高気圧に覆われた東日本から西日本は、16日も各地で気温が上がり、岐阜県多治見市で午後2時20分、埼玉県熊谷市で午後2時42分に、観測史上最高の40・9度を記録した。

 1933年7月に山形市で観測した40・8度を74年ぶりに更新した。また、全国924地点のうち、25地点で観測史上最高気温を更新した。

 今後は北日本にかかっている前線が南下し、太平洋高気圧の勢力は弱まっていくと見られ、気象庁は18日以降、厳しい暑さは和らぎ、平年並みの暑さに戻ると予想している。

 気象庁によると、16日は多治見市、熊谷市のほか、埼玉県越谷市(40・4度)、群馬県館林市(40・3度)、岐阜県美濃市(40・0度)で40度以上を観測。館林市は15日に続き2日連続で40度以上だった。

 この暑さで各地で熱中症が相次ぎ、読売新聞の調べでは、埼玉県で6人、東京都と群馬県で各2人、京都府秋田県で各1人の計12人が死亡。全国で900人以上が病院に搬送された。

 暑さの原因は、今月上旬から日本付近に停滞している太平洋高気圧の勢力が15、16日にピークを迎えたためと見られる。太平洋では今年6月ごろから、日本に猛暑をもたらすとされるラニーニャ現象が発生し、今月に入ってからの記録的な猛暑に影響を与えている。

 気象庁は、観測史上の最高気温を観測した熊谷市では、秩父山系を越える北西の風が吹き、フェーン現象が発生したため、気温が上がったと見ている。多治見市で気温が上がったのは、「高気圧の中心付近が多治見市の上空にあったため」と分析している。

(2007年8月16日21時41分 読売新聞)