理論サブノート
来年の本試験は所得税法で受験することにしたので、取り
敢えず、授業に先立って、まず基本となる理論を覚えるべく、
最新の理論サブノートを買って来る。
昔から、税理士受験の専門学校というと大原簿記やTAC
などが有名だが、私の場合は、以前大原で講師として教壇に
立っていた経験があるので、いつも大原で受講している。
税理士試験の理論というとその内容は一体何なのかと思う
かもしれないが、要は各税法の条文の暗記ということなのだ。
例えば、所得税法上、10種類の所得の一番最初に規定されて
いる利子所得は、
[1]利子所得
(1)意義
利子所得とは、公社債及び預貯金の利子並びに合同運用信託
、公社債投資信託及び公募公社債等運用投資信託の収益の分配
(以下「利子等」という。)に係る所得をいう。
(2)金額
利子所得の金額は、その年中の利子等の収入金額とする。
といった具合だ。
勿論、ここに使われている個々の専門用語自体も理解してお
かないと、計算問題を解くことが出来ないので、ただ覚えれば
いいという訳ではない。そこが厄介なところなのだ。