アンサンブル練習

練習も今回を除くと、ウィークディの2日を残す
のみとなり、コンクールも目前に迫ってきた。
 今日は激しい風雨の中だったが、それでも15人
ほどが集まって、8時過ぎからS先生の指導のもとに
藤沢Fスタジオにて練習開始。日曜日の練習で変えた
曲想の確認と、あまり声が出ているとは思えない歌
の部分の練習が中心。


 歌については、ただ声を出せばいい訳ではないらしい。
前で聴いていると、「せ、か、い、じゅう・・」と歌った
積もりでも、そのようには聴こえていないと言う。所謂、
普段の会話のように言葉を出しても聴衆にははっきり
と聴こえないというのだ。お芝居の世界では「活舌法」
と言う。この訓練が出来ていない俳優さんの台詞は聴き取り
にくいと言われるが、どうやら、それと同じことが歌にも
言えるらしい。特に、今回は「せ、か、い、じゅう・・」の
「か」
の部分がはっきり聴こえないため、東北訛りの人が歌を
歌っているみたいだとS先生に言われてしまう。ちなみに、
S先生は東北の出身なのだ(笑)。


 あっと言う間に1時間半の練習が終わり、9時半過ぎに
散会。今回は、わざわざ小田原から練習に参加してくれた
フルートパートの中学2年生の女の子もいて、皆頑張って
いるんだという気持ちになる。