記憶に残る作品

 今日の話題は、記憶に残る作品。
聊か、ミーハーかもしれないが、私も学生の頃は例外なく
世間一般の話題の洗礼を受けていた。


 まず、生まれて初めて観た映画は?というと、ディズニー
のアニメで「百一匹わんちゃん」だったと記憶している。
幼稚園に入る前だから3歳ぐらいのことだろうか。
 ダルメシアンを中心にいろいろな犬が登場するのだが、
当時の私は映画の大スクリーンに圧倒されて、怖くなり、
泣き出してしまって、母親に連れられて途中で外に出て来て
しまった。つまり、この映画は最後まで観ていないことになる。
大スクリーンのため、犬がより獰猛な野獣に見えたのかも
しれない(笑)。その後、実写版で「101」という映画
が公開されている。
 今でこそ、アニメは日本の専売特許みたいになっているが、
当時の日本のアニメは「鉄人28号」や「鉄腕アトム」など
テレビが中心で、映画になることはあまりなかったようだ。



 一方、初めて買ったレコード(CDではないので、あしからず
(笑)。)は、邦楽はあべ静江の「コーヒーショップで」、
洋楽は以前このブログでも紹介した、最近亡くなったポール・
モーリアの「エーゲ海の真珠」。どちらもEP盤で当時は500
円ということだったから、小遣いの少なかった中学時代の私
にとっては、とても高い買い物だったと思う。どちらも大好きな
曲だったから、レコード特有の雑音が入るようになっても、何度
も繰り返し聴いていた。物を捨てられない私は、先週に納戸を整理
している際、当時のレコードが大切に保存されていることを
思い出し、引っ張り出してみた。そのジャケットを最近買った
複合機MP810の性能を確かめるついでにスキャンしてみた。
なかなかの写りのようだ。




 私自身、芸能人、とりわけアイドル歌手にのめり込んだ経験は
殆どないが、中学、高校時代には、山口百恵岩崎宏美の大ファン
だった。この2人のレコードも沢山持っているが、その中でも特に
一番好きだったのが、「いい日旅立ち」と「思秋期」。
 特に「いい日旅立ち」は、当時の国鉄(現在はJRだが)の
キャンペーンソングとして、テレビCMに頻繁に流れていた。
 当時のキャッチフレーズ「ディスカバージャパン」の響きが
懐かしい。作詞作曲を手がけた谷村新司自身もこの歌をよく歌って
いるのを聴いたことがある。