他人の演奏を聴く事

 この時期、コンサートで演奏する人がこぞって
合わせ練習を行うため、教室はとにかく賑やかに
なるが、自分たちの練習だけでなく、他の人の演奏
や他の演奏グループの合わせ練習に遭遇することが
しばしばある。自分たちの練習も無論大切では
あるが、他の演奏を聴く事もいろいろと勉強に
なる。指のタッチや音色の変化、アンサンブルと
しての一体感、クレッシェンド、デクレッシェンド、
アイコンタクトなど。日頃、自分だけで練習している
と気がつかないことにも、観客の目線になると気が
ついたりする。それが、今後の練習に生かせれば
いいのだが、現実にはなかなか難しい。

 
 今日は例によってSさんとの合わせ練習と、自分
のギター独奏の練習。本番まであと1週間ということ
だから、演奏するに当たり暗譜はしているのだが、
ここまで来ると、本番のことを考えて結構不安を感じた
りすることが多い。でも、ここまで来れば開き直る
しかない。
 2月4日のコンサートの審査をして頂く先生が、
私がこの教室で初めてレッスンを受けた時にお世話に
なったK先生ということが今日分かり、少しびっくり。
先生に見られるということで緊張することは多分ない
と思うが、本番で果たしてどの程度の演奏をすることが
出来るのか、今回のコンサートが試金石となりそうだ。