候補曲その後 

 ニューイヤーコンサートが終わり、正直言ってほっと
しているが、依然として次に弾く曲が決まらない。どの
曲にも一長一短があるからだが、先日からある程度絞り込み
をして、ラウロの「ベネズエラ風ワルツ第3番」、バッハ
の「フーガBWV998」、バリオスの「フリオ・フロリダ」の
3曲の中から選ぼうと思っている。それぞれの曲の印象は・・。


ベネズエラ風ワルツ第3番」・・ 曲が非常に短い。但し曲が極めて速く、
                 運指が思った以上に複雑。基礎練習の
                 精度を上げないと、演奏が破綻する
                 可能性もある。


「フーガBWV998」・・・・・・・・ 曲が最も長く、バッハ特有の低音の伴奏
                 と高音のメロディーの組み合わせにより
                 運指が極めて複雑で、明らかに難曲の
                 部類に属する。ただ、この3曲の中では
                 私の一番のお気に入り。しかし、挑戦
                 するには、かなりの覚悟を要する。


「フリオ・フロリダ」・・・・・・ 曲の長さは平均的。但し、アゴーギグや
                 音色の変化などを駆使しないと仕上がらない
                 曲で、そこまで意識するとかなり綿密な
                 計画を立てて弾き込む必要がある。


 今回は、ピアノも含めて、弾く曲の決定が遅かった
ことで、随分苦労した。どの曲を選ぶにしても、易しい
曲ではないので、かなり早い段階で決めることになる
だろう。