アゴーギグは難しい!

 既に暗譜をしている「踊る子猫」だが、弾ける弾けない
という以前に、もっと難しい問題がまだ解決出来ていない。
この曲、演奏する中で何回も曲想や曲の速さが変わる、所謂
「揺れ動く曲」なので、大編成のアンサンブルで合わせる
には、アゴーギグの技術を要するため、とても難しいのだ。


 以前にも書いた通り、S先生に指揮を見ること、それが
大きな手助けにはなるのだが、どうしても弾くことに注意
が行くと、左手の動きを追うようになってしまう。暗譜は
したとは言っても、まだそれ程時間が経っていないので、
本当に意味で暗譜したとは言えないのかもしれない。
よく、数多く練習していると、暫く弾いていなくても、指が
覚えているという現象が起きるのだが、まだその域には
達していないようだ。