セーハは難しい?

barrios2006-09-16

 ギターがある程度弾けるように
なって、次にぶつかる壁と言うと、
やはりセーハだろう。あの「禁じら
れた遊び(愛のロマンス)」や「ア
ルハンブラの思い出」にも当然の
ように出てくるC.○という記号。
この記号を見たたけで弾けないと
思ってしまう人もいるという。
この憧れの曲ですらセーハが出てくるのだから、ギター=難しい
と思ってしまっても不思議ではない。何を隠そう、私も一時期
そうだった(笑)。無論、セーハのない曲もあるが、克服しない
とかなり多くの曲にチャレンジ出来ないことになることは間違い
ない。フォークギターを弾く人の中にはバレーのFコードを苦手
にする人が多いが、原因は全く同じ。


 一生懸命押さえている積もりだけど音が出てくれない、直
ぐに疲れてしまう等、理由は様々だ。それ以外の問題点とし
ては、弾いているギターを見てみて、ネックが反っているよう
なら弦をセーハで押さえる以前に、ギター自体に問題があること
が多いので要注意!
 よく力任せに押さえればいいのではないかと考えている人
がいるようだが、これでは疲れてしまって長い曲は弾けない
し、何よりもポジションの移動が激しい曲では通用しない。
では、力は入れてはいけないのかというと、そうでもない。
弾けない人はセーハする時にずっとしっかり押さえ続けて
いないといけないと思うようだが、それは違う。要は、音が
出る弦さえしっかり押さえられていればいいのである。私の
場合は、その感覚が掴めてからというもの、セーハは難しい
という固定観念から開放されて、チャレンジ出来る曲のバリ
エーションが大きく広がったことは言うまでもない。