年齢を超えた走り

 今日の全国実業団対抗女子駅伝、最終区まで持ち込
まれた優勝争いを制したのは現役最年長38歳の弘山晴美
選手の区間新記録の走りだった。限界を感じさせないその
走りに驚きと感動を覚えた。
 彼女の選手生活で初めてという今年の名古屋国際マラソン
での優勝、そして今回のチームとしての優勝、こつこつと積み
上げた結果の集大成を見る思いだった。

実業団女子駅伝 資生堂が悲願の初V 三井住友海上は2位



 第26回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社・TBS共催)は17日、岐阜市長良川競技場を発着点とする6区間42.195キロに27チームが参加して行われ、資生堂が悲願の初優勝を果たした。勝負は最終6区のアンカー勝負にもつれたが、資生堂は38歳のベテラン弘山晴美が競技場に入る直前に三井住友海上大崎千聖を抜き去った。優勝タイムは2時間14分0秒(速報値)。
 89〜92年のワコール以来、史上2チーム目の4連覇と最多となる6度目の優勝を目指した三井住友海上は2位に終わった。3位は天満屋、4位はワコール、5位はパナソニック

2006年12月17日(日) 17時10分 毎日新聞