弦を換える

 コントレラスのアルトギターの弦が相当古くなって、
音が満足に出ない状況になっていたため、今日久し振りに
弦を換えた。どんなに音の出るギターでも弦が古くなる
と張りのあるしっかりした音が出なくなる。
 ただ、アルトギターはプライムギターに比べると、
弦の張りが強いので、交換するのに少し時間と手間
がかかる。一般的には巻き弦(アルトギターでは5、6弦)
とナイロン弦(アルトギターでは1〜4弦)を比較した
場合、高音弦であるナイロン弦の方が手間がかかる。
特に1弦はアルトギター独自の弦であり、うまく巻かない
と、抜けてしまったりすることもある。
 また、安定するのも巻き弦よりもナイロン弦の方が
時間がかかる。
 下の写真でも分かる通り、1弦が薄い緑、2〜4弦はピンク、
そして5、6弦は青という具合になっている。以前にも
書いた通り、アルトギターの2〜6弦はプライムギターの
1〜5弦をそのまま使うことになる。



 本来ならば、1ヶ月から1ヶ月半ぐらいで交換しなければ
いけないのが普通だが、今回はコンクールの直前に換えて
以来換えていなかったので、2ヶ月以上そのまま張って
あったことになる。最近、全然いい音が鳴らなかったのは、
当然と言えば当然ということだろう。