選曲難航

 今日は、街中に出かけた事を幸いに、ピアノの
楽譜をクラシックを中心にいろいろと探してみた。
何冊かの曲集を見ていて気がついたこと。それは、
曲の難度は、編集者の主観による部分も結構あると
いうこと。同じ曲なのに、ある曲については初級編
に含まれているのに、別の曲集では中級編に含まれて
いるというようなこともあった。意外にその辺の線引き
はいい加減なのだと実感した。


 確かに来年までという時間的な制限を加えてしまう
のであれば、選べる曲はかなり限定されてしまうが、
別に来年までという拘りさえ捨ててしまえば、いくら
でも選ぶことが出来るのだ。要は、自分の弾きたい
曲を選ぶということ、その一点に尽きるような気が
した。
 先日のニューイヤーコンサートでピアノを弾かれ
ていた方もそのようなことを言っていた。どうせ弾く
のなら、自分の好きな曲を弾く方が楽しいと。ピアノ
ブログのメンバーの方たちもかなりの難度の曲に
チャレンジしているようだ。尤も、レベルが全然違う
こともあるかもしれないが(笑)。
 私たちアマチュアにとって一番大切なこと、それは
音楽を楽しむということ。その原点を忘れてはいけない
のだ。


 そう考えれば随分気が楽だし、曲の選択の範囲も大幅
に広がることになる。無論、来年を見据えての曲選びも
必要ではあるが、今回の曲選びの路線とは別枠で考えても
いいのではないかという結論に達した。来年に向けての
曲選びについては、O先生との相談の上でじっくり考えて
結論を出してもいいのではないかと思う。


 そうした考えの下に、何曲か自分なりのリストアップ。
具体的な曲については、後日公表する積もりではあるが、
自分の今のレベルで考えると、はるかに難しい曲ばかり。
そんな曲ばかり、日頃からCDなどで聴いていたのだから、
選曲がそのようになるのは仕方が無いところだろう。O
先生に話をすれば一笑に伏されてお仕舞いということに
なるだろうが、私自身は簡単には諦めたくない。元来、
私は諦めの悪い性格なのだ(笑)。