重奏の最終練習

 暗譜ということに関してはもう問題はないが、やはり重奏
としての一体感がなかなか出てこないと、S先生から指摘
を受けた重奏。相方のSさんにも、そこまでの余裕は無い
らしく、とにかく破綻がないように弾くことが精一杯と
いう感じだった。


 弾けないうちはどうしても自分の弾いている左手などに
目が行ってしまって、合わせるという雰囲気を作るまで
いかないことが多い。ただ、今回そういうことを要求された
ということは、少しは進歩しているのだろうか。通常、指導
をする先生の立場からすると、生徒に対しては、言っても
出来ないようなことは、絶対言わないのが教えることの基本
だからだ。
 つまり、要求されることが厳しくなる程レベルは上がって
いるのだと考えていいだろう。


 30分のレッスンはあっという間に終了。明日は、とにかく
重奏を弾くのだということ、そして、その演奏をにっこりと
笑顔で弾ければベスト。
楽しもうと思っている。