第1回実力判定公開模試

 今日から6週間連続で、模擬試験を受験すること
になる。本来ならば、朝の時間帯に受験する積もり
だったのだが、生憎、今日は朝から春の嵐のような天気
で、とても外出できるような状況ではなかったので、
午後の時間帯で受験することにした。とは言っても、
この天気だとダイヤが乱れているかもしれないと思い、
2時からの試験であるにも拘らず、11時半前に家を
出た。今思えば、この決断が良かったことになったの
だが。


 余裕で間に合って、学校の自習室で不安な理論でも
回そうかと思っていたのだが、なんと川崎駅の手前
で、東海道線の電車で人身事故発生の知らせが・・。
何か特別な予定が入って急いでいる時に限って、こう
いう事態になることが最近多い。今回は、駅の構内で
運転見合わせになったのではなく、川崎駅の手前で
止まってしまったため、対応のしようがない。結局、
25分も足止めを食らった挙句、ようやく着いた川崎
駅でも暫く停車するとのアナウンス。相変わらず、JR
のこうした非常時の対応には腹が立つ。停車するなら、
駅で停車して欲しいものだ。


 いずれにしても、この時点で既に1時近くなっていて、
受験できるか否かの大ピンチ。こういう時には冷静に
なって、水道橋まで最短経路で行く方法を考える必要
がある。
 まず、並行して走っている京浜東北線だが、この事故
の煽りを食って、やはり上下線で運転を見合わせている
とのこと。そうなると、交通手段は少し歩くことにはなる
が、京浜急行を使って品川方面に行くしかない。幸い、
振替乗車券を手に京急川崎駅のホームに行くと、もの
凄く混んではいたが、直ぐに快速特急の電車が来て、乗車
することが出来た。既に1時10分過ぎて、間に合うか
どうかはこの時点でぎりぎりだと思った。



 水道橋に行くには、品川か新橋で山手線に乗り換え、
さらに秋葉原総武線の各駅停車に乗るのが最短だと
思ったが、乗り換えが面倒で、何よりも模試の開始時間
の2時には間に合いそうにない。どうしようかと考え
ながら、電車の路線図を見ていて、はっと思いついた。
 水道橋に拘っていたが、学校のある場所は寧ろ神保町の
方が近い。京浜急行は、品川から先は都営浅草線となり、
三田駅を通る。三田駅都営三田線に乗り換えて神保町
に行くのが一番速いのではないかと思ったのだ。とにかく、
改札やホームなど、走ることが出来るところは走り、
乗り継いで、神保町駅の改札口を出たのがなんと1時40
分。間に合った(汗)、それこそ冷や汗ものの通学だった。


 試験会場の教室は、予想以上に混んでいて熱気に満ちて
いた。この模試は一般クラス、上級クラス、通信生、外部者
全てに門戸が開かれている試験なので、当然だが・・。
 結局、理論暗記の確認をする時間は殆どないままに、
試験開始。理論はある程度予想通りの出題だったが、計算
のボリュームは、今までの定例試験の比ではない。資料も
かなり飛んでいたりして、読みこなすのが一苦労だ。特に、
債権関係の出題の部分は資料が複雑で、冷静にならないと
ミスをすると考えて後回しにし、確実に点の取れるところ
から解答していった。これからの試験、確実に得点出来る
ところから手を付けていくのが常道になる。なんとか解答
し終わったのが、試験終了時間の8分前。かなり、きつい
試験だった。解答と照らし合わせて、ミスしたのは1項目。
ただ、このミスで必然的に3点失うことがわかったので、
計算は多分46点。理論はお約束の点が取れるかどうか
分からないが、まずまずと言ったところだろうか。


 来週は、この模試に加えて定例試験も通常の授業の時間帯に
実施されるので、さらに厳しいカリキュラムになる。本当なら
今日も終わったばかりだから、ゆっくりしたいのだが、少し
でも勉強を先に進めておかなくてはいけない。これからの時間、
少しでも有効に過ごすことが大切になる。さて、これから寝る
まで、もう一頑張りするか。